ウクライナ停戦交渉「人道回廊」設置で合意 プーチン氏「一つの民族」強調

ウクライナ停戦交渉「人道回廊」設置で合意 プーチン氏「一つの民族」強調

ウクライナ停戦交渉「人道回廊」設置で合意 プーチン氏「一つの民族」強調

ロシアとウクライナの代表団による2回目の停戦交渉が終了し、市民らの避難のための「人道回廊」の設置で合意しました。また3回目の交渉は週明けになるとの見通しも伝えられています。

両国の停戦交渉は3日、ベラルーシ西部のブレスト州で日本時間きょう未明までおよそ3時間にわたり行われました。

ロシアメディアによりますと、両国は市民が避難するための「人道回廊」を設置することで合意し、避難が行われている間は一時的に停戦することもありえるとしています。

今回の合意については議会での批准が必要としていて、3回目の交渉を近く開催するとしています。

ベラルーシの国営メディアは週明けにも開催される見通しと伝えています。

交渉後、ロシアのメジンスキー大統領補佐官は「それぞれの立場は明確でいくつかの点で理解が得られた」と発言。これに対し、ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は「残念ながら我々が求める結果は得られていない」とツイッターに投稿しました。

ロシア プーチン大統領
「軍事作戦は計画通りに進んでおり、任務は順調に遂行されている」

プーチン大統領は3日に行われた安全保障会議で、ウクライナへの侵攻をめぐり「計画通り」だと述べました。そのうえで、「ロシア人とウクライナ人は一つの民族であるという信念は決して捨てない」と強調しました。
(04日04:46)

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