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家の裏に突然出現“巨大な山”夜中にダンプ車が…住民不安(2023年12月6日)
住宅の裏に積み上がった巨大な土砂の山。夜のうちに現れたダンプ車が次々と積み上げていったといい、住民に不安が広がっています。
■夜中にダンプ車が…住民不安
近くの住民:「事故があってからでは遅い。事前に未然防止するのが大事」
地域の人たちの不安をかき立てているのが…。住宅間近まで迫った土砂。その高さは2階の屋根を超えているように見えます。
地上を離れて見てみると、手前の住宅の向こうに三層にも見える巨大な黒い山が立ちはだかっています。
場所は栃木県との県境に位置する福島県西郷村。その私有地2カ所で大量の土砂が確認されました。1カ所は住宅の裏手にあり、5月は草や木が生えた空き地でしたが、10月には巨大な砂山が出現。
別の角度から見ても一面緑だったところに急に電柱を超える土砂が現れ、4日にはさらに高く砂が積み上がっていました。見比べてみると、徐々に木々の緑が見えなくなっていくのが分かります。
近くの住民:「日が上がる前にダンプが来て、あちこちの道路に待機している。すると、無線で『1台終わったから次来い』と言って、そういう捨て方で一般にはあまり分からないやり方」
住民によると、埼玉や茨城、さらに栃木など関東ナンバーの車が深夜から日の出にかけて出入りしているということです。
しかし現状、こうした私有地への土砂の搬入を規制する条例はありません。ただ、不安は募ります…。
近くの住民:「ひびが入ってんだよ」
住民にはさらなる危機が迫っていました…。
■突然現れた“巨大な山”にひび
西郷村の私有地に運び込まれた大量の土砂。砂が積み上がるとともに住民の不安も募ります。
近くの住民:「これ、ひびが入ってんだよ。ということは崩れる危険性がある。熱海の(盛り土)流出事故のようなことが始まってからでは遅い」
福島県によると、土砂を運んでくるのは関東圏の事業者。
福島県庁 担当者:「個人の事業者も把握しておりますし、法人の事業者も把握しております。持ってきているものがどういう性状のものなのか廃棄物に該当するかしないのか、報告を求めている状況です」
住民が求めるのは、危険な盛り土を規制するいわゆる「盛土規制法」です。
福島県 内堀雅雄知事:「今年度内に調査結果を取りまとめ、盛土規制法を適用していきたいと考える」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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