逃げた“撮り鉄”2人書類送検 「カシオペア」が14分間停止(2023年12月5日)
警笛を鳴らして緊急停車する寝台特急「カシオペア」。停車の理由は列車のすぐ近くまで侵入した3人組の姿です。手には大きなレンズを抱え、三脚などの機材を担ぎ、一目散に逃げていきます。この影響で「カシオベア」は14分間停止し、遅れが発生しました。
6月、栃木県矢板市で起きた“撮り鉄”とみられる3人組の危険な行為。警察は線路内に侵入した疑いで東京都と埼玉県の20代男性2人を書類送検したことが分かりました。
書類送検 20代の男性：「良い写真を撮るために入った」
地元の鉄道ファンによると、現場は近くの山の影響で曇りになりやすいことで知られる、いわば撮影の難所。ところがこの日は青空、絶好の撮影日和となっていました。
現場に居合わせた人によりますと、「カシオペア」が来る1分ほど前、3人組が急きょ、線路脇の土手を駆け上がり、線路の真横で撮影の準備を始めたといいます。
2人は容疑を認めていると言い、警察はもう1人の男性についても調べています。
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