「カメラに映っているのに犯行を認めない」コンビニ従業員を誤認逮捕「捜査の裏付けが不十分だった」
兵庫県警は、コンビニエンスストアから現金を盗んだとして逮捕した従業員の女性について、誤認逮捕だったと発表しました。
兵庫県警によりますと、先月30日、尼崎市内のコンビニから「店の金を盗んだ従業員と話をしているが、防犯カメラに映っているのに犯行を認めない」と通報がありました。尼崎南署が捜査したところ、店舗内の現金が帳簿上と数十万円合わず、パート従業員の60代女性が、両替箱を開け閉めする様子が防犯カメラに映っていたことから、この女性を窃盗容疑で逮捕しました。
女性は「盗っていません」と容疑を否認していましたが、その後、店が帳簿上より数十万円多く本部に送金していたことが判明。窃盗の事実はなく女性は釈放されました。
県警は捜査の裏付けが不十分だったとし、「今後このようなことがないよう適正捜査について指導教養して参りたい」としています。
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