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戦闘開始前にガザの民間人の安全確保を 米国務長官がイスラエル首相に求める(2023年12月1日)
アメリカのブリンケン国務長官はイスラエルが戦闘を再開する前に、ガザ南部の民間人の安全を確保するよう求めました。
米ブリンケン国務長官:「イスラエルは世界で最も洗練された軍隊のひとつだ。罪のない男女、子どもたちへの被害を最小限にしながら、ハマスの脅威を無力化できるし、そうする義務がある」
イスラエルを訪問中のブリンケン長官は30日、ネタニヤフ首相らと会談しました。
ネタニヤフ首相は会談で、ハマスが人質の解放を停止した場合、イスラエルは戦闘を再開する意向だと明らかにしました。
これに対し、ブリンケン長官は、ガザ北部で起きた大規模な民間人の犠牲や避難を繰り返してはならないと強調しました。
そのうえで、ブリンケン長官はイスラエルがガザ南部で戦闘を再開する前に、民間人の犠牲を最小限にとどめるため、民間人が安全を確保できる区域を明確に指定し、病院や発電施設などインフラへの攻撃を避けるといった措置が必要だと求めました。
イスラエルの戦時内閣も民間人保護の必要性については同意したということです。
また、ブリンケン長官はイスラエルとハマスの戦闘の一時休止によって、人質の解放や支援物資の提供が進んでいるとして、関係国とともに戦闘休止の期間を延長することが当面の焦点だと述べました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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