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「欲に負けて…」園児にわいせつした男逮捕 どう防ぐ?相次ぐベビーシッターの犯罪(2023年11月22日)
幼稚園児の姉妹にわいせつな行為をしたとして、ベビーシッターの後藤大地容疑者(37)が逮捕されました。警視庁によると「自分の欲に負けてやってしまいました」と供述しているということです。
8月、東京文京区の住宅をベビーシッターとして訪れた後藤容疑者。幼稚園生の姉妹2人に「ママには内緒」とささやいたといいます。そして、キスや下半身を触らせるなどの行為に及んだ疑いが持たれています。
後藤容疑者が派遣型のベビーシッターを始めたのは、数年前から。押収されたスマートフォンなどには、子どものわいせつ画像が大量に残されていました。
子どもに寄りそうはずのシッターが、わいせつ行為に及ぶ事件は後を絶ちません。ベビーシッターとして働くには、自治体への届出が必要です。保育士や幼稚園の先生などの資格を持つ人のほかに、都道府県や業界団体の研修を受ければ、届け出ることができます。ベビーシッター事業を行う『明日香』(※事件とは無関係の会社です)では、採用の際に独自の研修を重ねています。
『明日香』末廣剛さん:「テキストでの研修もあるが、あわせて実践も交えて、赤ちゃんに対してどういう対応ができているのか、複数の目でチェックしていく」
複数のスタッフが面接や研修で適正をチェック。採用後も、利用者にヒアリングを重ね、問題がないかを確認するといいます。
『明日香』末廣剛さん:「そこには倫理観もありますし、ベビーシッター自身の都合で保育をやっていないかが、大きなポイントになってくる」
国も対策を進めています。いわゆる“日本版DBS”は、性犯罪歴がある人物が教員や保育士といった子どもに接する仕事に就けないようにするものです。対象にベビーシッターや塾の講師を含めるのかなど、議論が続いています。ただ、この制度でも“初犯”は防ぐことはできません。
『明日香』末廣剛さん:「(採用で)厳しいチェックをしているが、全てを見切るのは難しいので、最終的にこういう事件が起きるのは事実かなと。ただ、定期的に研修やチェックする機会を持つことで、事故・事件を起こさない取り組みはできますので」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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