#shorts “結末ドロボウ”相次ぐ目的は?本が破られ“終盤”持ち去られる

#shorts “結末ドロボウ”相次ぐ目的は?本が破られ“終盤”持ち去られる

#shorts “結末ドロボウ”相次ぐ目的は?本が破られ“終盤”持ち去られる

■本が破られ“終盤”持ち去られる

 後半部分が丸ごと破られています。無残な姿で、なかには100ページ以上も破られた本も…。

 高松市中央図書館 一原玄子館長:「宮部みゆきさんや東野圭吾さんなど、人気作家の小説やミステリーが多く被害に」 

 利用者からは「終盤が気になる」という声が。破って持ち去られた部分はミステリーの肝、“結末”だったのです。

 高松市の図書館で人気作家の小説など、45冊の“結末”が持ち去られていました。

 高松市中央図書館 一原玄子館長:「修復もできないですし、本当に困っています」 

 貸し出しや返却のチェックでは問題がなかったことから、同一人物が館内で破った可能性があるとみられています。

 同様の被害は過去にも。 「アンネの日記」に関する本などが300冊以上も破られたのです。

 図書館の利用者:「ひどいですね。これは」「物を大事にしない愚か者が多すぎる」 

 図書館の本を破るのは3年以下の懲役、または30万円以下の罰金、もしくは科料になります。こうした悪質な行為に弁護士は…。

 大澤孝征弁護士:「罰金なんかで済まさないで懲役刑を選択して、しかるべき反省を求めるというのが相当ではないかと」 

 今回、被害に遭った図書館は被害届の提出を検討しています。

 高松市中央図書館 一原玄子館長:「こういう被害があるっていうことは、図書館としては非常に悲しい」/a>

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