「晩秋の嵐」屋根めくれる… 通勤客も困惑 九州びっくり「まさか ひょう!」(2023年11月17日)
17日は全国的に雨と風が強まり、「晩秋の嵐」となりました。北海道では強風で屋根が剥がれるという被害も出ています。
■「晩秋の嵐」 W低気圧大荒れ
発達中の低気圧の影響で列島は“晩秋の嵐”となりました。夜明け前から降り出した雨。低気圧と前線の影響で17日午前中、本降りの雨となったのは静岡です。各地、台風のような景色が広がりました。
■暴風警報 屋根めくれる被害
午前中、傘も役立たないほどの雨となった静岡。午前10時55分、駿河湾を映したカメラ。わずか5分で一気に視界が遮られます。帽子にレインコートと万全の準備ですが、想定以上の雨です。
前に進むのがやっとの風。北海道でも暴風警報が発表されました。瞬間的に25メートルを超える風が吹いた室蘭。屋根がめくれ上がっています。室蘭では一時、停電が起き、信号機も止まりました。
海からの風が激しく吹き付けます。北海道函館市では砂が道路にまで積もっています。人々は砂の撤去作業に追われています。
近くの回転すし店 店長:「自分が来たのは午前7時でしたが、その時には通りに川のように砂が飛んでいた。駐車場まで(飛ぶこと)はあったんですけど、道路の向かいまでいくことはなかった。ここまでひどいのは初めて」
■九州びっくり「まさかひょう!」
九州では、雨と風だけではありませんでした。
撮影者:「まさかひょうだとは思わなかった」
関東も正午をすぎ、景色が一変します。八王子の情報カメラ。20分ほどで視界が悪くなるほどの雨が降ります。寒さに雨がしみます。各地でひょうやあられが降りました。
撮影者:「急にザザザと降ってきた。まさかひょうとは思わなかった。(福岡では)めったに降ることはない」
関東ではピークを過ぎた雨。ただ、18日にかけて列島各地で台風並みの暴風が吹き荒れる恐れがあります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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