習近平国家主席 日本との関係改善に意欲にじむ 台湾問題・半導体規制など焦点(2023年11月17日)
習近平国家主席は日本との関係改善に意欲をにじませました。北京から報告です。
(冨坂範明記者報告)
大々的に盛り上げられていた米中首脳会談と異なり、開催が不安視されていた日中首脳会談の実現に、関係者は安堵(あんど)の声を上げています。
冒頭で習主席は日本が作った「戦略的互恵関係」という言葉を使い、関係改善への意欲をにじませました。
中国が最重要視するのは、核心利益である台湾の話です。
ある中国メディア関係者は「日本の政治家は中国に来ず、なぜ台湾ばかりに行くのか」と嘆いていました。
台湾の平和的統一という最終目標のためにも、日本に中国の立場を改めて伝えます。
また、日本の半導体規制についてもアメリカに追従しているとみていて、中国は見直しを求めています。
拘束された日本人の話や処理水の話はすぐに動き出すとはみられていません。
まずはそれ以外の分野で関係を進めていけるかが焦点です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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