「教員はいじめるわけがない、と管理職が意識」教諭の児童いじめ問題で報告書案を公表（2023年1月24日）
滋賀県野洲市の小学校で起きた教諭による児童へのいじめ問題で、「学校の管理職が『教員はいじめるわけがない』という意識を持っていた」などとする報告書案が公表されました。
野洲市の市立小学校をめぐっては、去年５～７月、５０代の男性教諭が授業中に質問をした男子児童に「本当に言葉を知らんな」「スルー（無視）しよう」などと発言し、ほかの児童らも同調したことが問題となっていました。
この小学校ではおととしにも別の教諭によるいじめ行為が確認されていて、市の教育委員会は報告書案の中で「教職員はいじめるわけがないという学校の管理職の意識から、おととしの事案を例外として扱い、対策を講じなかった」などと指摘しました。
報告書案は今年２月に正式決定する方針です。
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