自民の憲法改正は「保守層狙いのやるやる詐欺」改憲派の野党がとりまとめ急ぐよう主張(2023年11月16日)

自民の憲法改正は「保守層狙いのやるやる詐欺」改憲派の野党がとりまとめ急ぐよう主張(2023年11月16日)

自民の憲法改正は「保守層狙いのやるやる詐欺」改憲派の野党がとりまとめ急ぐよう主張(2023年11月16日)

 衆議院の憲法審査会で初めての自由討議が行われました。憲法改正に前向きな一部の野党は「保守票狙いのやるやる詐欺だ」と批判し、速やかに憲法改正の具体案をまとめるよう求めました。

 国民民主党 玉木雄一郎代表:「自民党の憲法改正は、保守層をつなぎ止めるための『やるやる詐欺』になっているんではないでしょうか。自民党の憲法改正に対する熱意と本気度が感じられません」

 憲法改正について岸田総理大臣は、総裁任期中に憲法を改正できるよう最大限努力すると意欲を示しています。

 これについて国民民主党の玉木代表は「今の国会で具体的な改正案をまとめないと、来年9月の総裁任期までの発議は難しい」と指摘しました。

 そのうえで、「任期中に改憲したいなら緊急事態における議員任期の延長規定の創設に絞って進めるしかない」と指摘しました。

 自民党 中谷元衆院議員:「確かに9月で任期切れの総裁選はありますが、再選されましたら引き続き総裁として仕事をされるわけでありますので、総裁のうちでやりたい、という意味と捉えております」

 自民党の中谷議員はこのように述べたうえで、緊急時における議員任期の延長や憲法への自衛隊明記の必要性を訴えました。

 一方、立憲民主党の中川議員は、議員任期の延長は「参議院の緊急集会で対応可能だ」と反対し、自衛隊の明記についても必要ないとの考えを示しました。

 岸田総理が総裁任期中の憲法改正に前向きな考えを示していることについては「議論の分断を助長し混乱を招く」と批判しました。
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