『維持していくことは経営的に厳しい』“赤字路線”収支発表のJR西・長谷川社長会見(2022年4月13日)

『維持していくことは経営的に厳しい』“赤字路線”収支発表のJR西・長谷川社長会見(2022年4月13日)

『維持していくことは経営的に厳しい』“赤字路線”収支発表のJR西・長谷川社長会見(2022年4月13日)

赤字路線の収支を初めて発表したJR西日本。4月13日に社長が会見を開きました。

 (JR西日本 長谷川一明社長)
 「単なる民間事業ということでは鉄道の場合はないと思います。ただそうは言いましても、これを維持していくというのは経営的に厳しくなってきているというのもまた事実でございます。地方行政あるいは国の行政として考えていただけるのかなと。私どもとしても非常に切迫した状況にある」

 JR西日本は4月11日、「山陰線の城崎温泉~浜坂間」など、1日の平均乗客数が2000人未満の17路線30区間の収支を初めて公表しました。「このまま100%の負担で続けるのは難しい」として、今後、沿線の自治体などとバス路線への転換も含めて議論を行いたいとしています。

 また長谷川社長は「沿線自治体と速やかに状況を共有し、より一層、対話を深めたい」と述べました。

 これに対して兵庫県の斎藤元彦知事は、「路線は県民の生活に必要不可欠」として、維持を求めました。斎藤知事は同じく赤字路線を抱える鳥取県の平井伸治知事と4月14日に協議を行う予定です。

 (兵庫県 斎藤元彦知事)
 「収支の問題からいきなり廃止となるのではなくて、どうやって路線の維持、そして活性化ができるのかを、しっかりJRさんと連携してやっていくことが大事だと思っています」

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