大阪・関西万博に木製リングは必要?建造物の意義は(2023年11月16日)
東京オリンピックの選手村跡地にモニュメントを建設する計画に疑問の声が上がっています。大阪万博でも350億円のリングの建設が物議を醸しています。
東京タワー、スカイツリー、レインボーブリッジなど様々なランドマークがある東京で新たなシンボルの建設を巡り、今、議論が…。
それが「TOKYO」の文字をかたどったモニュメントです。
東京オリンピック・パラリンピックで選手村だったエリアにある晴海ふ頭公園に設置予定で、すでに工事は始まっているのですが、1億6000万円という建設費に「税金の無駄遣い」などといった声が上がっているのです。
小池都知事は東京の新たなシンボルになるとして、建設に理解を求めました。
東京都 小池知事:「臨海部をさらに魅力向上を図ろうと様々なご意見もいただいておりますので、所管局には丁寧に説明をしていくように指示をしているところでございます」
そしてもう一つ、あるランドマークの建設を巡り、議論となっているのが大阪・関西万博です。
会場建設費が当初予定の倍近くになっているうえ、メキシコとエストニアが撤退を表明。
そのなかでパビリオンを囲むように建設される木造の巨大なリングが「本当に必要なのか」意見が交わされているのです。というのも建設費が350億円もかかるうえに万博閉幕後に解体されてしまうため。
そんななか、リングの必要性を訴える自見万博担当大臣の発言が物議に。
自見万博担当大臣:「日よけ機能、あるいは雨よけということもございますので」
X(旧ツイッター)への投稿:「日よけならもっと安くできるだろう」「半年でつぶす建築に350億円て無駄すぎる」「リングに経済効果はあるのか?」
万博を推進する日本維新の会の藤田幹事長はリングは無駄にならないとの見解を示しました。
日本維新の会 藤田幹事長:「万博の期間が終われば、解体するという形なんですけどもこれオールリサイクルでリユースするんですよね。木材については」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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