中国 ロックダウンで“経済減速”・・・GDP目標下回る(2022年4月19日)
先月28日から、全面的なロックダウンに踏み切った中国・上海。
■野菜搬入できず“大量廃棄”
全域で公道の消毒が行われ、一部の地区では住人全員を移動させて建物全体を消毒するなど、大規模な措置が取られています。
配給が滞っている食料の確保を巡っては、こんな混乱もありました。
傷んだ大量の野菜を作業員がスコップですくい、廃棄用のコンテナへと放り込んでいきます。
上海に届けられるはずだった野菜ですが、厳しいコロナ対策で市内への搬入ができず、やむを得ず廃棄されているのです。
■ロックダウンで“経済減速”
こうしたロックダウンにより、中国経済にも影響が出ています。
18日に発表された今年1月から3月までの実質GDP(国内総生産)の成長率は、個人消費の落ち込みや工場の操業停止などにより、前の年の同じ時期と比べて4.8%のプラスにとどまりました。
5.5%前後に設定された年間目標を下回り、減速傾向が続いています。
中国国家統計局・付凌暉報道官:「(Q.コロナによる経済の困難をどう思うか?)今年から国際情勢が不安定で地域紛争が激しくなり、外部の不確実性が増しました。国内の新型コロナも想定外に多発し、経済減速の圧力が増しています」
(「グッド!モーニング」2022年4月19日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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