みずほ信託銀の元社員、払い戻し依頼装い現金詐取か 被害6000万円?(2023年11月14日)
みずほ信託銀行富山支店の元社員の女が銀行の顧客から預金の払い戻しの依頼があったように装い、現金200万円をだまし取ったとして逮捕されました。被害は6000万円に上るとみられています。
みずほ信託銀行富山支店の元社員・中島留美容疑者(58)は2019年6月、70代の顧客2人から預金の払い戻しの依頼があったように装って勤務していた支店から現金200万円をだまし取った疑いが持たれています。
みずほ信託銀行によりますと、去年12月に顧客から「通帳が戻ってこない」と銀行に相談があり、担当の中島容疑者に問いただしたところ、顧客の通帳を持っていたことなどから内部調査をしたということです。
中島容疑者は富山支店に2008年から社員として勤務していて、預金口座や運用商品を解約した高齢者の顧客に現金を届ける際、虚偽の説明をするなどしていました。
被害は14人、合わせて6000万円に及びます。
銀行は中島容疑者を2月に懲戒解雇し、被害者に対しては全額返金済みで、8月に富山県警に告訴していました。
富山県警では余罪があるとみて調べを進めています。
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