教員の働き方改革の議論「当事者の声を」現役教員や志望する高校生らが訴え(2023年11月8日)

教員の働き方改革の議論「当事者の声を」現役教員や志望する高校生らが訴え(2023年11月8日)

教員の働き方改革の議論「当事者の声を」現役教員や志望する高校生らが訴え(2023年11月8日)

 現役の教員や教員志望の高校生らが教員の働き方改革の議論に現場の声を反映するよう訴えました。

 教員志望の高校2年生 秀島知永子さん:「自分たちの未来に関わることなのに自分たちと全く話したことのない、接点のない人たちが決めてるなっていうのはずっと思ってて…」

 現役の高校教員 西村祐二さん:「当事者の声に耳を傾けたうえで、結論を出していかないと的外れな結論になってしまいます」

 現役の教員らは8日に会見を開き、文部科学省の専門家会議のなかで教員志望の学生や教員へのヒアリングの機会を設けるよう要望しました。

 専門家会議では教員の働き方についての議論が進められている一方、校長など管理職の参加にとどまり、現場で実際に働く教員の声は届いていないと指摘されています。

 専門家会議は危機的状況にあるとして緊急提言を出していて、2024年春ごろまでに一定の方向性を示したいとしています。
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