金を粉状にしてコーヒーに混ぜて密輸 税関のX線検査で発覚(2023年11月7日)
今年上半期の金の密輸の摘発件数が過去5年間で最多になりました。コーヒーの袋の中に粉末状にした金を隠して密輸するなどの新たな手口も増えています。
東京税関は7日、今年上半期の金の密輸の摘発件数が去年の10倍以上の約130件に上り、過去5年間で最多になったと発表しました。
東京税関によりますと、金を細かい粉末状にしたうえで、コーヒーの粉が入った袋に隠して密輸しようとする手口が確認されたということです。
検査を担当する職員がコーヒーの袋にX線を当てたところ、コーヒー豆であれば透けて映るところが金は光を通さない性質から画面上で黒く映ったため、密輸が発覚しました。
海外の犯罪組織は金の購入に税金がかからない台湾などで入手したものを日本に密輸して販売し、税金の差額分を不正に利益として手にしているということです。
また、今年上半期で覚醒剤が摘発された量は、すでに去年1年の摘発量を上回っています。
新型コロナウイルスの水際対策の緩和で外国人の運び屋が増えていることが要因の一つに上げられています。
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