11月値上げ“最小規模”131品目 野菜は高いが物価高騰は収まる?(2023年10月31日)
これからの時期、鍋に欠かせないネギですが。
買い物客:「高いです。いつ安くなるんだろうと思って待ってるんだけど、なかなかならない」
31日に発表された農林水産省の調査では、ネギの価格が平年のおよそ1.5倍と高騰しています。
生鮮館むらぬし 村主芳治店長:「太い(ネギが)全然入ってこなくて、ずっと高い値段が続いている状態」
さらに夏の猛暑の影響はトマトにも。平年のおよそ1.6倍の価格だといいます。
11月は野菜の高騰が止まらない一方で、値上げする食品の数は最も少なくなる見込みです。
帝国データバンクによりますと、今月は5000近くの商品が値上がりましたが、11月に値上げされるのは131品目。これは値上ラッシュが本格化した去年1月以降、最も少なくなる見通しです。
値上げの大半は自動販売機で販売される缶コーヒーなどの飲料です。そんななかで牛乳やバターなどの乳製品は10カ月ぶりに値上げゼロです。値上げが少なくなったその訳は。
帝国データバンク 情報統括部 藤井俊部長:「これ以上の値上げは消費者の買い控えがますます進むということで、本来なら上げたいけど上げられないという側面がある」
値上げラッシュはこのまま収まっていくのでしょうか。
帝国データバンク 情報統括部 藤井俊部長:「年末年始にかけては極端な値上げは一段落する。今後は人件費であるとか物流費、このあたりは上がってくる。若干の値上がりはある」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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