- 旧統一教会幹部が突然アポなく自宅訪れ「マスコミに出ないで」…元妻入信で“家庭崩壊”の男性が怒りの会見、国会では“瀬戸際大臣”追及続く|TBS NEWS DIG
- フィリピン入管施設に収容中の日本人4人、氏名公表 窃盗の疑いで逮捕状 強盗事件との関連捜査|TBS NEWS DIG
- 【ニュースライブ 8/16(水)】台風縦断 関西に残る爪痕/ ブラジル国籍夫を起訴/新幹線が一時ストップで混乱 ほか【随時更新】
- ソニーグループ 熊本に半導体新工場 数千億円を投資|TBS NEWS DIG
- 「国民にご心配をお掛けした」浜田防衛大臣 海自護衛艦「いなづま」事故で陳謝(2023年1月17日)
- 党勢急拡大 「維新」の“ドブ板選挙” 全国政党への課題も浮き彫りに(2022年7月11日)
あの超有名文化財”激ムズ“輸送作戦 半世紀ぶり東京へ(2022年3月1日)
傷つかないように細心の注意を払われて「あのお方」が東京へ運ばれてきました。
実に半世紀ぶりに、国の重要文化財が東京にやってきました。
皆さん、一度は目にしたことがある、あの像です。
その正体は・・・そう。日本史の教科書でおなじみ、鎌倉時代に彫られた空也上人の像です。
普段は、京都の六波羅蜜寺にあるこの貴重な像が、1日から東京国立博物館で公開されています。
東京で見られるのは、1973年以来のことです。
東京国立博物館・皿井舞さん:「近寄って細部の表現まで見て頂くことができる。手の甲に表された血管の浮き出した様子、着ている衣のゴワゴワとした質感表現、随所に見どころがある」
重要文化財を、京都から東京まで運ぶのは困難を極めます。
そこで美術品を扱うエキスパートチームが担当しました。
最も気を使ったのが、口から出た6体の阿弥陀如来。実は・・・。
東京国立博物館・皿井舞さん:「本当は取り外すことができるはずなんですけれども、接着されてしまっていて、取り外すことができない。つけたままで運ばなくてはいけなかったところが非常に困難」
和紙でできた梱包材などを使って、揺れを抑える方法がとられました。
さらに、もう一つ困難だったポイントが。
東京国立博物館・皿井舞さん:「空也上人の像は、腰をかがめているので、この状態で寝かせるとあまり安定しない。今回は立ってお運びすることにした」
通常、立ち姿の像は寝かせて運ぶのですが、今回は、特性の木枠で固定。立った状態のまま運搬しました。
こうして、京都の六波羅蜜寺から、半世紀ぶりに東京へと送り出された空也上人の像。
そこには、ある思いが込められていました。
六波羅蜜寺・川崎純性山主:「現在、コロナ禍が起こっておりまして、ひとつ空也上人、1070年前と同じく、民衆をお救い頂けないかと」
実は空也上人は平安時代、京の都で疫病が流行った際に、人々のために念仏を唱えて回ったといいます。
コロナ禍での展示会の開催は、「時代の巡り合わせ」なのかもしれません。
六波羅蜜寺・川崎純性山主:「どうぞ生きる力と、そして祈る力を、皆さん方それぞれのお立場で得て帰って頂きたい」
特別展「空也上人と六波羅蜜寺」は5月8日まで開催しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く