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“新型コロナ対応”検証できた? 議論開始からわずか1か月 有識者会議 報告書の中身は|TBS NEWS DIG
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政府の新型コロナへのこれまでの対応などを検証する有識者会議が開かれ、病床確保のための措置が不十分だったことなどを指摘する報告書がまとめられました。
新型コロナ有識者会議 古市憲寿氏
「中間的なその検証という意味では、意味があったと思うんですけれども、やはり今後も様々な専門家でありますとか、当事者の方を呼んで議論することが必要」
報告書では、▼専門家組織のメンバーの発言が政府の方針と齟齬があるかのように国民に受けとめられる場面が生じ、リスクコミュニケーションのあり方に問題があった。▼欧米に比べ、高齢者の死亡者が抑えられた一方、緊急事態宣言などによって落ち込んだGDPの回復の速度は緩やかだ、などの指摘がされました。
また、医療提供体制について、病床確保のため医療機関の協力を得る際の法的措置が十分ではなく、医療がひっ迫したことなどが反省点として挙げられました。
コロナ対策の検証が目的とされた会議ですが、実際に政策を決定する立場にあった安倍元総理や菅前総理、関係閣僚へのヒアリングは行われず、実際の当時の意思決定のプロセスは明らかになっていません。
また、報告書では問題点などは指摘がされましたが、異論が相次いでいた飲食店への規制のあり方など、今後に向けたより具体的な提案は、ほとんど示されませんでした。
また、岸田総理が選挙前の「6月までに」という期限を示したために、5月の議論開始からわずか1か月での終了となりました。政府関係者からは「政府主導の結論ありきで進んでいて、選挙前のただのガス抜きだ」と指摘する声も聞かれます。
私たちの生活に大きな影響を与えたコロナ対策ですが、次の感染症危機に生かす検証が本当にできたのか、「生煮え感」が残る形となりました。
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