じわじわ円安…今年の最安値更新 日米の金利差で 専門家「為替介入の可能性」【知っておきたい!】(2023年10月27日)
26日の東京外国為替市場で円相場は一時、1ドル=150円78銭まで下がり、今年の最安値を更新しました。
26日午後5時時点では、1ドル=150円40銭台に戻しました。
アメリカの金利上昇に伴い、日米の金利差から円を売ってドルを買う動きが止まらず、じわじわと円安が進んでいます。
野村総合研究所 エグゼクティブ・エコノミスト 木内登英氏:「円安の動き自体はかなり鈍くなってきている。(円安が)進んだとして、150円台半ばまでと思っています。最悪で155円くらいまでということです。政府は今、経済・物価高対策をまとめている途中なので、円安が進むと都合が悪いわけですよね。円安が進むとさらに物価が上がる。ですから、何とか抑えたい。おそらく、140円台に押し戻すような為替介入が近い時期に行われるんじゃないかと思います」
26日の東京株式市場では、日経平均株価もアメリカの株価下落や長期金利の上昇などを受け、一時700円以上の下げ幅を記録しました。
26日の終値は25日よりも668円安い、3万601円でした。
(「グッド!モーニング」2023年10月27日放送分より)
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