“世界最大の飛行機”ロシア軍破壊・・・世界に1機だけ(2022年3月1日)
旧ソビエト時代にウクライナで1機のみ開発された、世界最大の輸送機「アントノフ225型機」。
全長84メートル、幅はおよそ88メートルで、その大きさは、機体に背負ったスペースシャトルが小さく見えるほどです。
この「アントノフ225型機」について、ウクライナ政府はツイッターで、ロシア軍の侵攻で破壊されたと明らかにしました。
機体は、キエフ郊外の軍用空港に隣接した格納庫に駐機していましたが、空港は、ロシア軍に制圧されたと伝えられていました。
“夢”を意味する「ムリーヤ」の愛称で、長年、国民に親しまれてきたこの機体が破壊されたことに、ウクライナのクレバ外相は、次のように話しました。
ウクライナ・クレバ外相:「ロシアは、私たちの『ムリーヤ』を破壊しても、自由で民主的なヨーロッパの国になる、私たちの“夢”は壊せない」
この機体は、過去に大型重機の輸送などで、日本に着陸したこともありました。
(「グッド!モーニング」2022年3月1日放送分より)
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