客室乗務員が大学に出向 経験生かし“スカーフ”制作
コロナ禍で苦しい経営状況が続く航空業界ですが、職員を他業種に出向させる取り組みが様々な効果を生んでいます。客室乗務員ならではの“あのアイテム”も一役買っているようです。
日本航空の客室乗務員、中村咲瑛子さん。新型コロナで航空機に搭乗する機会が減ったため、去年4月から神奈川大学に出向しています。主な業務は受付ですが、観光文化コースの授業で、客室乗務員の仕事などについて講義をすることも。
日本航空客室乗務員 中村咲瑛子さん
「なるべくお客様が何を求めて、要望を言ってるのかっていうところまで掘り下げてると、『逆に本当に欲しかったものを渡されるよりも嬉しかったです』とか(言われた)」
そんな中村さんは去年、大学であるプロジェクトを実施しました。それは、中村さんが身につけているスカーフ。女性の客室乗務員で制服にも採用されている必需品ですが、実は横浜の伝統工芸品でもあります。
中村さんは一緒に大学に出向した同僚とともに、大学などと協力してオリジナル・スカーフを製作しました。横浜市の花、バラをモチーフに名所をあしらったこのスカーフは、去年、横浜市のふるさと納税の返礼品にも選ばれました。
学生
「スカーフつけるだけで一気に顔周りが華やかになるので、これから挑戦してみたい」
日本航空客室乗務員 中村咲瑛子さん
「普段は学生さんの生の声を聞く機会はないので、とても勉強になり新しい刺激をもらっています。横浜のスカーフという伝統を知っていただき、未来に引き継ぐためにも使って親しんでもらえれば」
中村さんは大学への出向を3月いっぱいで終えますが、出向の経験を客室乗務員の仕事に役立てたいとしています。
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(28日15:51)
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