#shorts 丼ぶりに「ティッシュ捨てないで」 ラーメン店主訴え 弁護士「器物損壊罪の可能性」
ラーメン店の店主が「スープが残った丼ぶりの中にゴミを入れないで」と、SNSに投稿しました。投稿した店主にその思いを聞きました。
■注意したら客が逆上「調味料とか全部丼ぶりの中に」
茨城県にある中華そば「いっけんめ」。この店の主が今月、SNSにこんな投稿をしました。
SNSへの投稿:「スープが残っている丼ぶりの中にティッシュをブチ込むのはやめて下さい」
ラーメンを食べ終えた後の丼ぶりの中に、口をふいたり鼻をかんだりしたティッシュなどのゴミを入れる行為。店主は、憤りをあらわにします。
中華そば「いっけんめ」店主:「もうすぐ目と鼻の先にゴミ箱があるんですよ。(丼ぶりにゴミを入れる)人の思いが理解できない」
さらに、こんな客もいるといいます。
中華そば「いっけんめ」店主:「コップに(ティッシュを)パンパンに詰めたりする人もいる。注意して逆上して、テーブルにある調味料とか全部丼ぶりの中にぶち込んで帰られたという事件もありました」
■「水分を取り除く工程が…」小さくない店側の負担
こうした行為について、街の人に聞きました。
街の人:「最低だなと思います。お店の人が作ってくれたラーメンを雑に扱うなんて」「衛生的にもよくないです」
一方、こんな意見もありました。
街の人:「(やっている人は)店員さんが片付ける時に、そのまま持っていけるという意識で入れているのかなと思う」
しかし、店側の負担は決して小さくないといいます。
中華そば「いっけんめ」店主:「異物が入ってると、手間が増える。水分を含んでいれば、網とかザルとかにあけて、水分を取り除く工程がある。あまりにも水分が多いゴミだと、『申し訳ない。持っていけない』と業者から言われている」
■丼ぶりにゴミ入れる行為は…「器物損壊罪の可能性」
ラーメンを食べ終えた後、スープが残った丼ぶりの中に入れられたティッシュ。弁護士は、こうした行為に及んだ客が罪に問われる可能性を指摘します。
しみず法律事務所 清水卓弁護士:「ゴミとか入れるというのは、その食器を他のお客が使いたくないとかというように、考えてしまうこともあるので。物理的に壊した場合ではなくても、本来の効用を害するような場合には、器物損壊罪に該当する可能性があります」
では、ティッシュなどのゴミは、どうしたら良いのでしょうか?
中華そば「いっけんめ」店主:「ゴミ箱がある以上はゴミ箱にちゃんと捨てていったり、テーブルの1カ所にまとめておいたりとかでもいいと思うんですよ。うちがちゃんと責任を持って片付けているので」
(「グッド!モーニング」2023年10月16日放送分より)/a>
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