「心地よい」“サウナ付”賃貸物件が人気 共同生活の社員寮をリノベ 無印良品が監修(2023年9月28日)
長い間空き家となっていた建物をリノベーションし、サウナ付きの賃貸物件として生まれ変わったマンションが人気を集めています。
■“空き家”元社員寮がサウナ付きマンションに
横浜駅の隣、JR保土ケ谷駅から歩いて13分の場所にある物件。築34年の建物ですが、入ってすぐ視界に飛び込んできたのが、きれいなエントランス。おしゃれでカフェのような空間です。
しかし、ここは以前「空き家」だったそうです。
グッドルーム 広報担当 岩田梨沙さん:「元々は社員寮として使われていました。だんだん退去が続いて、空き家になってしまった建物です」
それを大規模にリノベーション。「無印良品」がデザインを監修し、シンプルながらも温かみのあるマンスリーマンションに生まれ変わりました。
その最大の特徴が、サウナです。
岩田さん:「きょうお見せしたかったのが、サウナです!」
このサウナは、入居者であれば無料で利用することができます。さらに、17℃に設定された水風呂も用意されているうえ、外気浴スペースまで完備。かなり本格的です。
そこには「古い社員寮」を逆手に取った戦略がありました。
■家賃8万円~“強気”設定も「空室待ち」
築34年の建物をリノベーションしたマンスリーマンション。
元々、共同生活を前提とする社員寮だったことから、風呂やキッチンなど水回りが共用の作りとなっていて、大規模なリノベーションを行っても、水回りの設計を変更することは困難でした。そこで、思いついたのがサウナでした。
岩田さん:「水回りが部屋にないので、既存の大浴場スペースを皆様が使えるサウナとシャワースペースに。サウナに振り切ってみました」
家賃はワンルームタイプで8万円から。周辺の相場が4万円から6万円程度であることを考えると、なかなか強気の設定ですが、「サウナ効果」で想定を上回る入居率だといいます。
岩田さん:「(Q.今どれくらいの入居者が?)8割くらい埋ってきている。部屋によっては空室待ちも」
部屋には家具や家電が備え付けられていて、入居者の評判も上々です。
入居者:「本当に(ホテルの)一室みたいで。全部用意してくれているので、それを含めると安すぎるくらい。自分のライフスタイルを重視して過ごせているので心地よい」
(「グッド!モーニング」2023年9月28日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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