ひざまで水が…豪雨でタイ市場“冠水” 「高い所へ」インドで湖氾濫“交通網マヒ”(2023年9月27日)
世界中から観光客が集まるタイ・バンコクの市場が一面水浸しになりました。雨に慣れているはずの街で一体何が起きたのでしょうか。
■140mm豪雨で排水 間に合わず
タイで人気のマーケットが一面水浸しに。バンコク、ウドムスックの人気の観光スポットは普段、夜になると多くの屋台が軒をつらね、タイならではの料理が並び、世界中から観光客が集まります。しかし、ここへ140ミリを超える雨が降り注ぎ、道路は瞬く間に冠水。排水が追い付かず市場全体が水に覆われたのです。
少しでも高い階段で待機する人も。先週まで雨が少なかったというバンコク。しかし、突然の豪雨に多くの市民が戸惑ったといいます。
■インドで湖氾濫“交通網マヒ”
インド中西部でも集中豪雨により洪水が発生。突然、水位が上昇して外に出られない住民も。100ミリを超える豪雨が降り注ぎ、市の中心部に隣接する湖が氾濫。低い土地へと大量の水が流れ込んだのです。市内の交通網は完全にまひ。今後も雨が続くと予想され、当局は市民にできるだけ高台へ避難するよう呼び掛けています。
■ブラジル各地40℃ プールに殺到
一方、季節外れの熱波が襲っているブラジルでは山火事が発生。沼地で起きた大規模山火事。土壌が乾燥しているため炎の勢いは激しく、消火活動は難航しているといいます。
リオのスラム街では暑さを逃れるためプールに殺到。人で埋め尽くされ、水につかるのみ。泳ぐことはできない状態。
地元住民:「この地区はたくさんの家が密集し、停電も多いんです」
乱雑に交差する電線。住宅が密集して停電も多く、住民たちは異常な春の暑さに苦しめられています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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