ウクライナ全土に攻撃 ロ軍ミサイル、一部がポーランド領空通過か(2023年12月30日)
ウクライナ全土にロシア軍による一斉攻撃があり、少なくとも30人が死亡しました。
ウクライナ当局によりますとロシア軍は29日、ウクライナの首都キーウや東部ドニプロなど複数の都市に対しミサイルや無人機で攻撃しました。
ウクライナ空軍はミサイルなど158発のうち114発を撃墜したとしていますが、撃ち漏れたミサイルが住宅や病院などに命中して建物が倒壊するなどしました。
クリメンコ内相は少なくとも30人が死亡し、160人以上が負傷したと述べました。
ゼレンスキー大統領は「ロシアはほぼすべての種類の兵器を使い攻撃した」と非難しています。
また、ポーランド軍の参謀総長は29日、この攻撃でロシアのミサイルが一時、ポーランド領空に侵入したと明らかにしました。
ポーランド外務省は、ワルシャワに駐在するロシア大使を呼び、こうした行為を直ちにやめるよう抗議しました。
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