スリランカ大統領が国外脱出 辞意の意向示す中(2022年7月13日)
深刻な経済危機により政府への抗議活動が活発化しているスリランカで、辞任の意向を示していた大統領が国外へ脱出したことが分かりました。
AP通信などによりますと、スリランカのラジャパクサ大統領は13日未明、家族や護衛らとともに軍の飛行機でインド洋のモルディブに向かったということです。
深刻な経済危機に陥っているスリランカでは、市民らによる政府への抗議活動が活発化していて、9日にはデモ隊が大統領公邸を占拠していました。
ラジャパクサ大統領は13日で辞任する意向を示していましたが、逮捕や身柄拘束を避けるため、辞任する前に国外に脱出したとみられています。
スリランカでは、5月に就任したばかりのウィクラマシンハ首相も辞任の意向を示しています。
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