辺野古設計変更の承認勧告 沖縄県が期限内対応“見送り”(2023年9月27日)
アメリカ軍普天間基地の辺野古移設工事について、設計変更を承認するよう沖縄県に求めた国土交通大臣の勧告が27日に期限を迎え、玉城知事は判決内容などを精査することを理由に期限内の対応を見送ると発表しました。
辺野古新基地建設の大浦湾側の軟弱地盤の改良工事については、今月4日の最高裁の判決で国の指示を適法とする判断が確定していて国土交通大臣は、判決後も県が設計変更を承認していないことなどから、先週、承認を求める勧告を出していました。
玉城知事：「県民、行政法学者等から様々な意見が寄せられており、県政の安定的な運営を図るうえでこれらの意見の分析を行う必要がある」
勧告の期限となった27日、玉城知事は記者団の取材に期限内に対応できないと国側に回答する方針を説明しました。
玉城知事は判断をいつするのか、その見通しについては明言を避けました。
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