マイナポイント期限迫る中“詐欺”に注意 自治体窓口に列「1時間待ち」(2023年9月26日)

マイナポイント期限迫る中“詐欺”に注意 自治体窓口に列「1時間待ち」(2023年9月26日)

マイナポイント期限迫る中“詐欺”に注意 自治体窓口に列「1時間待ち」(2023年9月26日)

 マイナンバーカードを取得することでもらえる最大2万円分のマイナポイント。今月末の申請を期限を前に自治体の窓口に26日も多くの人が訪れています。そんななか、ポイント申請を装った偽サイトが問題になっています。

■自治体窓口に列「1時間待ち」

 マイナポイントの申請に来た70代の女性です。

 70代女性:「頂けるものは頂こうかと思って」

 もらえるポイントで扇風機を買う予定ですが、パソコンができないため区役所の支援窓口でサポートを受けながらの申請です。

 支援員:「(暗証番号は)3回、間違えちゃったらもう使えないので、また再発行に行ってもらわないといけないんですよ。だからゆっくり間違えずに…」

 マイナンバーカードを取得するとキャッシュレス決済サービスを通じて最大2万円分の「マイナポイント」を受け取れる「マイナポイント第2弾」の申請期限が今月末に迫り、駆け込み申請する人が増えています。今回は2月末までにマイナンバーカードの交付を申請した人が対象です。

 川崎市 総務企画局 デジタル化施策推進室 岡村弘幸担当課長:「先々週から利用者の増加が著しくなっておりまして、きのうですと平均で1時間待ちという状況もございます」

 マイナポイントの申請には各自治体でマイナンバーカードを受け取ってから手続きする必要がありますが、カードの交付を申請したものの受け取っていないか、カードは受け取ったもののポイント申請をしていない、マイナポイント未申請の人が先月25日の時点でおよそ2000万人いるということです。マイナポイントの申し込み状況については「マイナポイント」「確認」で検索して出てくる総務省のサイトで確認することができます。

 支援員:「あと1回、間違えたら再発行なので絶対、間違えないようにお願いしますね」

 ポイントで扇風機を買いたいと話していた女性。何とか無事、申請を済ませました。

 70代女性:「こんなに大変だとは思いませんでした」「(Q.結構、大変でした?)大変ですね」

 総務省や各自治体では早めの申請を呼び掛けています。

 そんななか、マイナポイント事務局をかたる詐欺メールが急増。その中身とは…。

■マイナポイント“駆け込み”で行列

 今月末に期限を迎えるマイナポイントの申請を促す詐欺メールが増えています。これはその一つ。マイナポイント事務局をかたり総務省のロゴを使用するなど本物のように見えますが。9月は30日までなのに「31日」となっていたり、「申し込み方法です」の後に「?」マークがあったりと、いかがわしさがにじみ出ています。

 このメールに記載されたURLをクリックすると総務省のホームページに似せたサイトにつながり、マイナポイントの申請と偽って名前、住所、クレジットカード情報などを入力させて個人情報を盗む仕組みとなっています。

 このサイトでも「マイナポイント」を「ミナポイント」と表示するなど、よく見れば詐欺と見破ることができます。マイナポイントの申請を促すメールをマイナポイント事務局や自治体が送ることはないということです。

 川崎市 総務企画局 デジタル化施策推進室 岡村弘幸担当課長:「今、HPで改めて注意喚起を行っておりますので、皆様もぜひ注意いただければと思います」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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