バイデン氏 来週ゼレンスキー氏と会談へ 長距離ミサイル「ATACMS」の供与が焦点(2023年9月16日)

バイデン氏 来週ゼレンスキー氏と会談へ 長距離ミサイル「ATACMS」の供与が焦点(2023年9月16日)

バイデン氏 来週ゼレンスキー氏と会談へ 長距離ミサイル「ATACMS」の供与が焦点(2023年9月16日)

 アメリカ政府の高官は、バイデン大統領が来週、ウクライナのゼレンスキー大統領とホワイトハウスで会談すると発表しました。

 アメリカ サリバン大統領補佐官:「バイデン大統領は木曜(21日)、ホワイトハウスでウクライナのゼレンスキー大統領を迎えます」

 サリバン大統領補佐官は今回の首脳会談について、「ロシアが北朝鮮のような国々に必死に助けを求めている重要な時期に行われる」と強調しました。

 ゼレンスキー大統領は来週、ニューヨークで開かれる国連総会にウクライナ侵攻以降、初めて対面で出席した後、ワシントンに移動し、バイデン氏との首脳会談に臨みます。

 アメリカメディアは、バイデン政権内部でウクライナが求める長距離ミサイル「ATACMS」の供与に向けた調整が行われていると伝えています。

 サリバン補佐官は来週にもウクライナへの新たな軍事支援を発表すると明らかにしていて、「ATACMS」の供与に踏み切るかが焦点です。

 ゼレンスキー氏は首脳会談に加えてアメリカ議会の指導部とも会談する予定で、支援の拡大に難色を示す野党・共和党の議員らに対し、継続支援の必要性を訴えるものとみられます。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
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