ジャニーズに要請「被害者と対話を」性加害「救済委員会」設立求める(2023年9月4日)

ジャニーズに要請「被害者と対話を」性加害「救済委員会」設立求める(2023年9月4日)

ジャニーズに要請「被害者と対話を」性加害「救済委員会」設立求める(2023年9月4日)

『ジャニーズ性加害問題当事者の会』が4日、会見を行いました。

会見を開いた理由について、こう述べました。
平本淳也代表:「(ジャニーズ事務所が会見する)7日を黙って待つことができなかった。とにかく藁をもつかむとか、そんな感じです。やはり巨大な相手。35年間、見向きもされなかった立場で見ると、何となく、いま向き合ってくれそうな気配があるとすればチャンス」

ジャニーズ事務所に要請書を提出し、内容を公表しました。
石丸志門副代表:「ジャニーズ事務所は速やかに事実究明・対話救済基金を設立し、事実究明・対話救済委員会を設置する。事実究明・対話救済基金には、ジャニーズ事務所、藤島ジュリー景子氏、白波瀬傑氏等の取締役個人、さらに任意での協力を前提として、テレビ局等のメディア各社も資金を拠出する」

救済委員会のメンバーについては、当事者の会と、ジャニーズ事務所双方が、それぞれ推薦する12人程度などで構成するとし、さらに、その下に2つの部会を設置することを求めています。
石丸志門副代表:「救済委員会を作り、事実究明を専門とする部会を作って、長い期間をかけて名乗りを上げていただき、実数に限りなく近い数をあぶり出していく作業が、ジャニーズ事務所が率先して行わなければならない」

一方で、当事者の会としては、藤島ジュリー社長の退任は求めないとしています。
石丸志門副代表:「辞任するべきではないというよりは、藤島景子社長には、社長として謝罪をしてほしいという被害者感情。代表取締役社長であり、オーナーでもあるので」

求めているのは、直接の対話です。
平本淳也代表:「ジャニーズ事務所が、今後、一方的に案を発表する、講じるのではなく、私たちとあるいは私たち以外の被害者と対話して、その中から生まれてくるアイデアや希望をくんでもらいたい。ジャニーズ事務所が行う一方的なものではなく、被害者の声を現場に活かしていただきたい。被害者と共に、被害者を救っていけるスキームを立てていただきたい」

ジャニーズ事務所の会見は、7日に予定されています。
平本淳也代表:「(藤島ジュリー社長が)仮に辞任・退任されるということでも、それも一つの責任の取り方かもしれないが、可能なら、最後にジュリーさんに会って『会いたかった』は語弊が生まれるが、いい意味で会って、自分の叔父が犯した、そして会社として何もできなかった、それについてのお詫びを、長としての言葉から直接いただきたかった」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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