「濃厚接触者へ感染者本人から連絡を」都が異例通達(2022年1月20日)

「濃厚接触者へ感染者本人から連絡を」都が異例通達(2022年1月20日)

「濃厚接触者へ感染者本人から連絡を」都が異例通達(2022年1月20日)

 20日にSNSで急上昇し、番組が注目したワードは「感染者本人」です。新型コロナウイルス感染者の急増が続くなか、東京都が出した異例の通達が今、話題を呼んでいます。

 20日、過去最多となる8638人の新型コロナ感染が確認された東京。

 感染の拡大に歯止めが掛からなくなるなか、東京都が保健所に異例の通達・・・。

 東京都:「濃厚接触者と考えられる方へ、陽性者本人からの連絡をお願いする」

 都は保健所に対し、これまで行っていた濃厚接触者への連絡を取りやめ、感染した本人に直接連絡してもらうことを検討するよう求めました。

 オミクロン株の爆発的な感染力により、逼迫(ひっぱく)する保健所の業務・・・。

 例えば、感染者が7000人出て1人あたり濃厚接触者が3人いた場合、保健所は2万1000人に連絡が必要となります。

 都は保健所の業務を感染者の健康状態のチェックや体調が急変した際の対応に重点を置くために、今回の通知を出しました。

 都は重症化リスクが高い人については、保健所がこれまで通り濃厚接触者の調査や連絡をするとしています。

 今回の都の通知に対し、東京・港区の保健所は「患者優先で対応していて現場の実情に応じた通知ではないか」。

 東京・中野区は「陽性者への対応を優先せざるを得ない状況で、通知に即した形での運用となるのは仕方ない」とコメントしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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