「タクシーつかまらない」ドライバー不足で再注目 「ライドシェア」国内で実現は?|TBS NEWS DIG
一般のドライバーが自家用車を使って乗車サービスを提供する「ライドシェア」が、再び注目を集めています。これまでも議論は交わされていましたが、なぜ今、再び議論となっているのでしょうか。
街の人
「道路で捕まえるの大変。止まってくれない、なかなか」
今、国内ではタクシーの台数が減っています。その大きな原因は「ドライバー不足」。
「全国ハイヤー・タクシー連合会」によりますと、2019年度からコロナ禍もあり、2021年度までの3年間でおよそ4万人ドライバーが減り、稼働する台数が大幅に減ってしまったというのです。
東京エムケイ 橋本勝一郎 課長
「外国人の観光客の方は増えている。需要はコロナ前と同じくらいまで戻ってきている。業界的にはコロナを経て、タクシーを卒業するというか、引退するような方々もいるので、タクシー不足になっているのではないか」
都内のタクシー会社によると、コロナ禍でドライバーの退職が相次いだ一方、ドライバーの育成には時間もかかり、人数をすぐに増やすことは難しいと言います。こうした中、注目されているのが「ライドシェア」の解禁です。
「ライドシェア」とは、一般のドライバーが自家用車を使って乗車サービスを提供すること。これまではいわゆる「白タク」行為として原則禁止されていましたが、この人が「解禁」に言及したことで、一躍注目を集めました。
自民党 菅義偉 前総理
「現実問題として足りない。色々な観光地で悲鳴を上げてます。そうしたことを鑑みていくべきじゃないか」
一方、同じ自民党内でも「運行管理や車両整備の責任をどのように負うのか」など、安全確保の観点から根強い慎重論もあります。街で話を聞いてみると…
街の人
「嫌ですね、相乗りは。知らない人としゃべるのが嫌だ」
「同じ方向に行くから乗っけてくださいっていうのは良いのでは」
賛否両論あるようです。最新のJNNの世論調査では賛成は31%、反対は55%と反対派が過半数を占めています。
ライドシェアを解禁するには「道路運送法」などの法改正が必要で、今後、大きな議論となりそうです。
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