日本代表48年ぶり快挙 自力で五輪出場決定!…早くも各地で“バスケ熱”(2023年9月3日)

日本代表48年ぶり快挙 自力で五輪出場決定!…早くも各地で“バスケ熱”(2023年9月3日)

日本代表48年ぶり快挙 自力で五輪出場決定!…早くも各地で“バスケ熱”(2023年9月3日)

 48年ぶりに自力でオリンピックへの出場を決めたバスケットボール男子日本代表。パリオリンピック出場を決めたカーボベルデ戦。日本代表は最後の最後まで諦めませんでした。

 渡邊雄太(28):「皆、頑張ってくれたので、皆のおかげです」

 第1クオーターの序盤から河村勇輝が切り込み、ジョシュ・ホーキンソンがフリースローを決め、日本先制でスタート。すぐに得点を返されますが、この男が黙っていませんでした。渡邊雄太が豪快なダンク。互いにリードを許さない序盤。さらに続く切り込み隊長・河村。しかし、徐々に点差を引き離されます。

 第1クオーター、残り1分半。日本はスリーポイントで巻き返していきます。富樫勇樹の隙間を突くパスからホーキンソンがスリーポイント。そして、富永もスリーポイントシュートを決めます。

 息をのむような瞬間の連続。第2クオーターではこの試合最も得点を挙げ怒涛(どとう)の追い上げをみせます。

 河村がディフェンスを引き付け、ホーキンソンがスリーポイントシュートを決めます。同じく止まらなかったのが…富永啓生。日本がリードを広げ、良い流れに。

 第3クオーターが始まると、18点差まで突き放し、迎えた第4クオーター。

 実況:「勝てばアジア1位、48年ぶり、自力でのオリンピック出場が決まります」

 試合時間は残り10分。自力での出場をかけた焦りからでしょうか。ここで日本は、タイムアウト。

 トム・ホーバスヘッドコーチ(56):「君たち、終わってないね」

 最後まで分からないのが、勝負の世界。カーボベルデのファンも真剣なまなざしで試合の行方を見つめるなか、徐々に迫る相手チームの得点。この流れを断ち切ったのは…ホーキンソン。残りおよそ1分。3点差。 試合時間残り30秒を切り、ダメ押しとなったのが…ホーキンソンのスリーポイントシュート。

 実況:「アジア1位だ!」

 パリオリンピック出場を決めた日本代表。

 渡邊雄太(28):「本当に今回が最後になるんじゃないかと、グループも大変でしたし、本当にみんな、本当にしんどい時でも、本当にみんな頑張ってくれたので、本当にみんなのおかげです。感謝しています」

 あふれる思いに涙を浮かべ、男泣きした渡邊。

 一夜明けると各地から喜びの声が…。これからの期待が膨らんだ、歴史的な試合。子どもでもその快挙を痛感していました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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