ノーベル賞授賞式にロシア大使ら招待の方針 国内の反発受け2日で撤回(2023年9月3日)
ノーベル財団は12月に、スウェーデンで開かれるノーベル賞の授賞式にロシアの大使らを招待するという方針を、国内の強い反発を受けて発表から2日で撤回しました。
スウェーデンにあるノーベル財団は2日、12月10日にストックホルムで開かれるノーベル賞の授賞式や晩餐(ばんさん)会に、去年に引き続き、ロシアやベラルーシ、イランの大使を招待しないと表明しました。
ノーベル財団は先月末、「世界はますます分断し、異なる意見を持つ者同士の対話が減っている」とし、すべての国の大使を招待する方針を示していましたが、スウェーデン国内で強い反発があったことから撤回しました。
ロシアやベラルーシ、イランの大使は去年、ウクライナ侵攻や人権問題などを理由に招待されていません。
一方、ノーベル財団はノルウェーの首都オスロで開かれる平和賞の授賞式には従来通り、すべての大使を招待するとしています。
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