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【関東大震災100年】被災者支援に女性が団結 映像の西洋人女性は誰?(2023年9月2日)
シリーズ「関東大震災100年の教訓」。2日のテーマは「被災者支援」です。テレビ朝日が所蔵する当時の映像に映る西洋人の女性が支援の鍵となる人物だったことが分かりました。
関東大震災直後、子どもに衣料品を配っています。この西洋人の女性は誰なのでしょうか。
群馬大学 上村千賀子名誉教授:「メアリー・ビアードでしょうね。動画は初めてですね」
上村さんが研究してきたアメリカの著名な歴史家、メアリー・ビアード。この時は2度目の来日でした。
夫のチャールズ・ビアードはやはり歴史家で、都市計画の専門家でした。
1922年には東京市長、震災後には外務大臣だった後藤新平が日本に呼んだのです。
夫が復興計画の策定を進めるなか、メアリーも日本の女性らとともに被災者支援に尽力します。
群馬大学 上村千賀子名誉教授:「実際、体を使ってメアリーは動いたんですよね」
ビアード夫妻の来日直前、震災支援をきっかけに、別々に活動していた女性団体が団結します。「東京連合婦人会」の発足です。
メアリー・ビアードは顧問に就任します。
日本キリスト教婦人矯風会 斎藤恵子さん:「『日本婦人の一人となって、この市のために尽くさん』と(メアリーは)言ったそうです」
「まず乳幼児の死亡率を下げることが大切だ」と「女性の視点」に立った支援を訴えました。
東京連合婦人会にも参加していた自由学園の生徒らによるミルクの配給にも足を運びます。
現在の東京・墨田区にあった太平小学校での給食支援に初日に招待されると、東京でのテント生活を覚悟してアメリカから持参していた多くの食料を提供。
ココアを飲んだ児童は…。
「夫人之友」1923年11月号から:「ちいっと臭いけど、うまいぞ。お汁粉かい?」
さらに、被災者のニーズに応えた支援をするため、カードを使った調査についてアドバイスをします。どこで何が必要か集計し、行政とも連携。寒くなるにつれ要望が増えると、布団を作り、安く販売する“廉売会”も開かれました。
メアリーは、こうした日本の活動を高く評価し、アメリカにも紹介しました。
群馬大学 上村千賀子名誉教授:「婦人団体がやった仕事が政策として結実するやり方をしているのがとても素晴らしい。今でも通用することだと思います」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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