新食感「レア天丼」に行列 進化した日本食に外国人客が絶賛(2023年9月1日)

新食感「レア天丼」に行列 進化した日本食に外国人客が絶賛(2023年9月1日)

新食感「レア天丼」に行列 進化した日本食に外国人客が絶賛(2023年9月1日)

■新食感「レア天丼」店に行列

 高級本マグロの赤身。その希少部位を半生に仕上げた珍しい一品、その名も「海鮮レア天丼」。日本のソウルフード「天丼」に新たな息吹が。

 レア天丼 銀座 三よし 川俣雄二さん:「このレア天丼、レアに特化した天丼をやっている店は世界中にここしかないと思う」

 この夏、誕生したばかりのレア天丼を早くも外国人観光客たちが絶賛。

 スウェーデンからの観光客:「とてもおいしかった。10点満点中10点」

 店があるのは一流レストランが集う食の街、東京・銀座。駅から近い路地の一角です。炎天下で並んででも食べたい、お目当ては…。

 レア天丼を注文した客:「マグロのレアの天丼は食べたことがないので、おいしかった」「初めての食感でおいしかった」「天丼であって天丼じゃない。食感が面白い」

 6月にオープンした「レア天丼 銀座 三よし」。客が口をそろえて「新食感」と表現するのはマグロの天ぷらです。

 レア天丼 銀座 三よし 川俣雄二さん:「結構、難易度が高い。火の入れ具合によってはツナ缶のツナのような、マグロの生の良さが生きないような状態になった。何カ月か試行錯誤して今の状態にたどり着いた」

■本マグロ“希少部位” 海外で人気

 レアでおいしく仕上げるにはマグロのどの部位を使えば良いのか…。卸業者に協力してもらい、試行錯誤を重ねてたどり着いたのが本マグロの希少部位「天身」です。

 魚がし鎌形 鎌形竜也さん:「ここに背骨が走っているが、一番背骨に近い中心部分。筋のない赤身が天身。本当に良い赤身だけ」

 普段はすし店などに卸しているという「天身」の特徴は。

 魚がし鎌形 鎌形竜也さん:「同じ赤身でも味が濃い。少し脂がさしている」

 レア天丼 銀座 三よし 川俣雄二さん:「最初、大トロの部分など色々レア天丼も試してみたが、赤身の中でもこの天身がレア天丼に一番合うマグロ。マグロ自体の味がすごく強い」

■外国人客が絶賛 進化した日本食

 マグロの天身を揚げる映像などをSNSに投稿すると、海外でもレア天丼が注目され、外国人客が続々と来店。

 ポーランドからの観光客:「インスタグラムを検索してこの店を見つけた」

 ポーランドから来たカップルは進化した日本のレア天丼に大興奮。

 ポーランドからの観光客:「すごくおいしい。中のマグロは生なのに外は天ぷら。こういう味を食べたのは初めて。本当においしい」

 さらに、店おすすめの食べ方は特製のカツオだしをかけた「天ぷら茶漬け」です。

 スウェーデンからの観光客:「スウェーデンには天ぷらがない。ミートボールだけ」

 スウェーデンからの観光客はお茶漬けに舌鼓。

 スウェーデンからの観光客:「このソース(だし)のレシピを教えてほしい。とてもおいしいから。でも秘密になっている」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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