スキー場がピンチ…リフトなど電気代1.5倍、雪上車の軽油も4割値上がり リフト券値上げで対応も「もう少し本来いただかないと…」|TBS NEWS DIG
あすから2月です。2月は5000品目以上の食品の値上げが予定される“値上げラッシュ”の月になります。家計を直撃する値上げはいつまで続くのでしょうか。
たまごの値上がりが止まりません。JA全農たまごによりますと、たまごMサイズ1キログラムあたりの卸売価格は305円となり、統計をとり始めた1993年以降の最高値を更新しました。
鳥インフルエンザによる鶏の殺処分などで、供給量が減少したことが主な要因です。
「(卵の値段は)上がっているけど、いろいろあるからしょうがないかな」
家計を苦しめる値上げ。あすからの2月も“値上げラッシュ”です。帝国データバンクによりますと、あすから値上げとなる食品は5463品目で、去年10月に次ぐ多さです。
値上げはこんなところでも…。こちらのスキー場は今シーズン、リフト券を5200円から6000円に値上げしました。
客
「高いと思います」
原因はリフトやゴンドラなどを動かすための電気代の高騰です。先月の電気代は1200万円ほど。前の年のおよそ1.5倍です。
さらに、20台以上ある雪上車が使う軽油も4割も値上がりしていて、リフト券を値上げしても電気代や軽油の値上がりを賄えないといいます。
野沢温泉スキー場 片桐幹雄社長
「これだけ一気に(エネルギー代が)上がるっていうのは経験ない。もう少し本来いただかないと、運営的にはもっと難しくなってくる」
この間、値上げを続けてきている食品メーカーでも、原材料費などの値上がりを賄えていないと話します。
ニッスイ 梅田浩二取締役常務執行役員
「まだまだ電気代を含めて上がりそうだと。今後(の値上げ)についてはちょっとわからない」
家計を直撃する値上げは今後も続くのでしょうか。
帝国データバンク情報統括部 上西伴浩部長
「これからも値上げせざるを得ない余地ってのは残ってるって見方が強いと思います。しっかりと価格転嫁もして、収益を上げて賃金を上げて、消費活動に回すっていうそういう潮目に今来てる」
家計への打撃を抑えるために、賃上げが重要になっています。
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