ミルクポットがカフェに一時「メルヘン廃墟」とも…“高原の原宿”清里のシンボル復活(2023年8月21日)
かつて「高原の原宿」として、多くの観光客でにぎわった山梨県の清里。そのシンボルが、20年の時を経て復活しました。
■「ミルクポット」がカフェとして復活
なんともメルヘンチックな建物は、その名もずばり「ミルクポット」。見覚えのある人も多いのではないでしょうか?
東京から来た客(40代):「懐かしいです。あんまり変わっていなくて、なんかホッとした」
清里にこの建物ができたのは1980年代のこと。当時、「高原の原宿」として、若者たちを中心に絶大な人気を誇った清里で、土産物などを販売するミルクポットはシンボル的な存在でした。
しかし、バブル経済が崩壊すると、街には廃虚が目立つようになります。ミルクポットも20年ほど前に閉鎖しました。やがて、外壁がはがれ落ちて「メルヘン廃虚」とも呼ばれました。
■倉庫に眠っていた商品をそのまま販売
そんなミルクポットが先月、カフェとして復活し、話題となっています。
有限会社「住信」 塩澤聡子統括マネージャー:「清里の活性化と観光客の誘致ということが大前提です。そのままにしておくにはもったいないということで、また新たにオープンできればいいなという気持ちで復活した」
グッズは倉庫に眠っていたものを、あえてそのまま販売することにしたといいます。
客:「タイムカプセルみたいなもんじゃないですか。牛の絵なんかまさに。涙出てきそうだよ。僕の世代なんですよ。彼女と来たり、友達とテニスしに来て」
愛知から来た夫婦(40代):「昔来たことがあったので、せっかく近くまで来たから、ちょっと寄ってみようと思って。この辺の清里の景色は懐かしい」
一方、若い人は…。
20代:「新鮮というか、珍しいと思う。おしゃれだと思います。逆に新しいですね」
(「グッド!モーニング」2023年8月21日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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