駅ビル脇にカモシカ 猛スピードで道路疾走も 「数が増大」街で目撃相次ぐ #shorts

駅ビル脇にカモシカ 猛スピードで道路疾走も 「数が増大」街で目撃相次ぐ #shorts

駅ビル脇にカモシカ 猛スピードで道路疾走も 「数が増大」街で目撃相次ぐ #shorts

■猛スピードで…道路疾走も

 7月4日午前8時すぎ。通勤時間帯の道路を突如、猛スピードで走り抜ける1頭の動物。特別天然記念物に指定されているカモシカです。映像は7月、仙台市で撮影されました。

 そして、8月には仙台駅近くのビルの脇にカモシカの姿が。警察官が駆け付けると逃げて行ったといいます。この日は別の場所でもカモシカが目撃されました。8月5日だけでも3カ所で目撃情報がありました。いずれも仙台市の中心部です。

 さらに、5月にはマンションの駐車場にカモシカが逃げ込む事態も。この時は市の職員らによって保護されました。仙台市の中心部で相次ぐカモシカの目撃情報。

■「数が増大」街で目撃相次ぐ

 動物研究家 パンク町田氏:「シカと名前が付いているが、どちらかというとヤギの仲間です」

 カモシカの生態にも詳しい動物研究家のパンク町田さんは、天然記念物に指定されて保護の対象になったことが背景にあると指摘しています。

 動物研究家 パンク町田氏:「保護活動がうまく進んでいて、その影響で数が増大するにしたがって分布域も広がってきている。人間が常に見えている地域まで生活圏を広げてきていたと思う。そういう環境で育ったカモシカは子どものころから人間を見て育つので、それで人間を恐れなくなった可能性も」

 仙台市は基本的には危害を加えることはないとして見掛けても近付いたりせず、静かに立ち去るように呼び掛けています。/a>

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