クリーニング店“三重苦”物価高に在宅、節約… 倒産“最多ペース”(2023年8月18日)
■物価高直撃…倒産“最多ペース”
12日に投稿された写真はクリーニング店が閉店のお知らせです。
30代男性:「最近はフルリモートでやっているからシワシワでも大丈夫じゃないかと」
クリーニング店は今、三重苦。三種類の苦境に直面しています。「物価高」「在宅勤務」「節約志向」、この三重苦です。倒産件数も過去最多ペースを記録しています。
葛西店を閉めたクリーニング店。千葉県内の工場に受付窓口を併設し、経営の効率化を図っています。直撃しているのは電気代やガス代などのエネルギー価格の高騰。
クリーニングポッシュ 三谷哲生工場長:「これがボイラーですね。ガスですね、ガスボイラーです」
これが店内の様々な機械を動かしています。
クリーニングポッシュ 三谷哲生工場長:「これが水洗機になります。あとここの乾燥機、ボックスの静止乾燥機。いま手で掛けているハンドアイロンも、ほぼほぼボイラーで賄っている。ガス自体も値上がりしているので」
物価高がコロナ禍という土壌で起きたことが事態をより深刻にしています。
■在宅勤務で スーツ着る人“激減”
クリーニングポッシュ 三谷哲生工場長:「ワイシャツとかスーツ類を着る人が減っているという状況があるので」
この店ではYシャツを1枚150円から180円に値上げ。しかし…。
30代男性:「(Q.クリーニングに出す?)出さないですね。洗濯機で自分でやれば十分じゃないかと」
80代女性:「(Q.クリーニングを使う?)あまり使わないですね」
60代女性:「シャツは家で洗って」
需要自体が減退しているトレンドには抗えません。
クリーニングポッシュ 三谷哲生工場長:「一番(需要が)大きかった時と比べて3割から2割ほどしか市場規模がない」
帝国データバンク 情報統括部 藤井俊部長:「衣料品の機能が家で洗濯できるものに変わってきていたり、(衣料品の)価格が安くなっているのも理由。この値段で買ったものをあえてクリーニングに出して使うより使い切って買い替えた方がいいと」
■「手間かかっても」“職人の強み”
そんな時代、クリーニング店の強みも見えてきました。例えばサイン入りのユニフォーム。
クリーニングポッシュ 三谷哲生工場長:「他店で断られて当店に持ち込まれた品物」
大切なサインは消さずに汚れだけを取り除きたい。そんな要望に応えられるのが専門店の強みだといいます。
クリーニングポッシュ 三谷哲生工場長:「どれだけ手間が掛かったとしても、お客様と相談しながらこうしましょうと。お客様の思いが洋服にはあるので、その思いも大切にしながら職人としてお客様と対面できるのが強み」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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