日航ジャンボ機墜落から38年 遺族らが慰霊登山(2023年8月12日)

日航ジャンボ機墜落から38年 遺族らが慰霊登山(2023年8月12日)

日航ジャンボ機墜落から38年 遺族らが慰霊登山(2023年8月12日)

 群馬県の御巣鷹の尾根に日航ジャンボ機が墜落し、520人が亡くなった事故から12日で38年です。朝から遺族らが慰霊登山を行っています。

 (山木翔遥記者報告)
 1985年8月12日、あちらのV字に木々がえぐれた場所に日本航空123便は右の主翼をぶつけ、こちらの御巣鷹の尾根に墜落しました。

 乗客乗員520人が亡くなり、今年も朝から愛する人に会いに遺族ら200人以上が慰霊登山を行いました。

 遺族のなかには38年という時間の重さを感じている人もいます。

 事故で弟(当時9)を亡くした美谷島真さん:「今年も来たよ、一緒に酒を飲みたいなって。事故の後に生まれた世代が多い。山に登れなくなって今年が最後ですって人も増えている。つないでいかなければ」

 美谷島さんは、誰しもに起こり得ることであって、空の安全のためにも、残された者の役割を果たしたいとも話していました。

 夕方からは慰霊の園で慰霊式が行われる予定です。
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