“高温障害”野菜の入荷ピンチ 「花落ち」で流通量が減少(2023年8月11日)

“高温障害”野菜の入荷ピンチ 「花落ち」で流通量が減少(2023年8月11日)

“高温障害”野菜の入荷ピンチ 「花落ち」で流通量が減少(2023年8月11日)

■“高温障害”野菜の入荷ピンチ

 11日も日本海側では熱風が山を吹き降りるフェーン現象の影響で、体温を超える暑さとなりました。

 長野からの観光客:「長野に比べたら6℃7℃くらい暑くて、倒れるんじゃないかと」

 その影響は身近なスーパーの値札にも…。枝豆は平年と比べて2割ほど高くなったといいます。

 アキダイ 秋葉弘道社長:「高温障害という高温の時に起こるそういう状況で流通量がだいぶ減りこんでいます」

 今安い野菜も油断できません。連日の猛暑が野菜の価格に直撃します。

 アキダイ 秋葉弘道社長:「ホウレン草ですね。ホウレン草がとにかく高温障害で高い状態です。(2週間前)大体128円だったのが180円という状況。ピーマンも上がりました。100円切って販売していたものが128円、3割くらい上がりました」

 連日の猛暑の影響で多くの野菜の価格高騰が止まらないといいます。なかには品物が入ってこない野菜もあります。

■果菜類“花落ち”流通量が減少

 アキダイ 秋葉弘道社長:「売り場もうなくなっちゃって物がない状態。インゲンは一番影響を受けています。高温障害で『花落ち』っていうのが起きる」

 実際の「花落ち」の映像です。インゲンやピーマンなど、花が枯れて実ができる果菜類の野菜が激しい雨や暑さなどのため、花が落ちてしまうのです。

 アキダイ 秋葉弘道社長:「インゲンだと33℃ぐらいになると花が落ちてしまうのが出てくる。そういうものが大体2、3割出ているみたい」

 また、現在、価格が比較的安い野菜も8月後半にかけて値上がりする可能性が非常に高いと話します。

 30代:「色んなものが高騰しているので、せめて野菜とかだけは上がらないでほしい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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