東京・中野を「つけ麺の聖地に」 “発祥の店”大勝軒など80軒…MAPで海外にもPR(2023年8月8日)

東京・中野を「つけ麺の聖地に」 “発祥の店”大勝軒など80軒…MAPで海外にもPR(2023年8月8日)

東京・中野を「つけ麺の聖地に」 “発祥の店”大勝軒など80軒…MAPで海外にもPR(2023年8月8日)

 「つけ麺発祥の地」とされる東京・中野区で、つけ麺を観光資源として生かし、区をつけ麺文化を発信する聖地にしていこうという動きが盛り上がっています。

■区内に80軒以上 「つけ麺MAP」配布

 器に盛られた麺をアツアツの濃いスープに付けて食べるつけ麺。暑い夏でも多くの人の食欲をそそります。そんなつけ麺を提供している店が80軒以上ある中野区で、ある取り組みが話題となっています。

 中野区は、つけ麺発祥の地と言われていて、「中野つけ麺MAP」が配られています。つけ麺を提供する、それぞれの店について、写真付きで麺やスープの特徴を取り上げています。

 中野区観光協会が1年以上の歳月をかけて完成させ、6月から中野駅構内や区役所などで配布されています。

 中野区観光協会 橋本正太郎理事:「海外の人向けに細かくだしを書いた。鶏ガラだけですよとか。ここはとんこつ使っていますよとか。中野が発祥の地のつけ麺を取り上げて、これから聖地にしていこうというか。日本中のつけ麺の発信の拠点に中野がなっていけばいいなと」

 中野区を「つけ麺の聖地」にしようというのです。聖地という言葉を使ったのは、区には“あるプライド”があるからです。

■大勝軒「つけ麺が世界中に広まってほしい」 

 橋本理事:「(Q.これが大勝軒)中野でつけ麺発祥のお店ですね。中野大勝軒」

 観光協会によると、1955年、こちらの店で「まかない飯」だったものを改良して客に提供したのが、つけ麺の始まりと言われています。

 60年以上愛され続けてきたつけ麺。一番人気のメニューは、肉入りつけそば。その味はというと…。

 布施宏倖アナウンサー:「麺のコシとツルっとした食感たまりません。昔ながらのシンプルな味付けなので食べた瞬間のあっさり感。身体にしみわたっていきます。脂身の少ないチャーシューもあっさりとしていて食べやすいです」

 40年以上通う常連客:「変わらず食べやすい。やっぱり私は好きだからね、この味が」

 「中野つけ麺MAP」について、店に来た客に聞きました。

 客:「(つけ麺の店が)どこにあるかって、あまり知らないので、あったら便利かなって思います」

 区の取り組みについて、大勝軒の社長は次のように話しました。

 大勝軒 坂口光男社長:「つけ麺も今、日本では結構スタンダードになっている。それを世界に広めようっていうことですよね。世界中に広まってほしいですよね」

(「グッド!モーニング」2023年8月8日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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