パリ五輪 セーヌ川でのテスト水泳大会 水質汚染で結局中止に(2023年8月6日)

パリ五輪 セーヌ川でのテスト水泳大会 水質汚染で結局中止に(2023年8月6日)

パリ五輪 セーヌ川でのテスト水泳大会 水質汚染で結局中止に(2023年8月6日)

 来年のパリオリンピックに向けた「オープンウォータースイミング」のテスト大会が、セーヌ川の水質汚染のため2日連続で実施できず、中止となりました。

 組織委員会によりますと、来年7月開幕のパリオリンピックで、長距離水泳競技「オープンウォータースイミング」の会場となるセーヌ川の水質が2日連続で基準を満たしませんでした。

 そのため、5日から延期になっていたテスト大会が6日も実施できず、中止となりました。

 セーヌ川では大雨が降ると下水管があふれ、路上のごみや汚水が直接、川に流れ込むため、水質の改善が課題となっています。

 他にもパリ中心部では現在、大雨などの際にセーヌ川へ汚水が流入するのを防ぐため、容量およそ5万立方メートルの雨水をためる貯留槽が建設されています。
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