高齢者“ATM利用制限案”検討 特殊詐欺の被害額増加 調整には時間がかかる見込み【知っておきたい!】(2023年7月28日)

高齢者“ATM利用制限案”検討 特殊詐欺の被害額増加 調整には時間がかかる見込み【知っておきたい!】(2023年7月28日)

高齢者“ATM利用制限案”検討 特殊詐欺の被害額増加 調整には時間がかかる見込み【知っておきたい!】(2023年7月28日)

 特殊詐欺の被害額は今年1月から5月までに全国で153億6000万円近くになっていて、前の年の同じ時期に比べて30億円近く上回っています。

 被害者の多くを占めているのは、高齢者です。そのため、警察庁は一定の条件を満たした高齢者の銀行口座に関してATMの利用を制限する案を銀行業界に示しているということです。

 対象は名義人が「65歳以上」で、「取引が1年以上ない口座」となっています。

 76歳:「皆それぞれに(高齢でも)活躍しているわけですから、年齢でそうやって(制限を)やるのはどうかなと思う」

 29歳:「生活で不便なところが出てしまうかなとは思いますけど、詐欺でお金をなくすことを考えればと思いますけど」

 しかし、銀行のシステム改修への負担や利便性低下の観点から、実現に向けた調整には時間がかかるとみられています。

(「グッド!モーニング」2023年7月28日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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