台湾 福島県など5県産食品の輸入規制をきょうから解除

台湾 福島県など5県産食品の輸入規制をきょうから解除

台湾 福島県など5県産食品の輸入規制をきょうから解除

台湾は、2011年の東京電力・福島第一原発の事故以降続けてきた福島県などで生産された食品の輸入規制を、きょうから正式に解除しました。

台湾当局によりますと、福島第一原発事故後の輸入規制が解除されたのは、福島・茨城・栃木・群馬・千葉の5つの県で生産された食品です。

きょうの発表をもって解除となりましたが、同時に国際基準よりも厳格な検査を行うとしています。また、野生の鳥獣の肉類やキノコ類などは引き続き輸入が規制されるということです。

輸入規制をめぐっては、2018年に行われた住民投票で2年間の禁輸継続が決定するなど反対意見も多くみられましたが、今月8日に当局が輸入規制を解除する方針を発表。その後、政府の調査機関が市民から意見を募集したところ、賛成意見が反対意見を上回ったということです。
(21日14:42)

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