4年ぶり「足立の花火」に70万人殺到!大行列にルール破り、花火見えず引き返す人も(2023年7月22日)

4年ぶり「足立の花火」に70万人殺到!大行列にルール破り、花火見えず引き返す人も(2023年7月22日)

4年ぶり「足立の花火」に70万人殺到!大行列にルール破り、花火見えず引き返す人も(2023年7月22日)

グランドフィナーレを飾った花火、黄金のしだれ桜。
22日、4年ぶりに開催された「足立の花火」です。1時間ノンストップで、およそ1万5千発の花火が打ち上げられました。
花火の下には大勢の観覧客の姿が。荒川で打ち上げられたこの花火大会。
今年は過去最多の70万人が来場したとみられています。これは足立区の人口とほぼ同じで、鳥取県の人口を大きく上回る数です。

■花火会場は「大混乱」花火見えず引き返す人も…

(仁科健吾アナウンサー)
「歩道からあふれた歩行者が車道を歩いています。その中を奥から1台の車がやってきました。」

周囲の道路では、車両通行止めになる予定の午後6時を待たず、すでに歩行者が道路を埋め尽くしていました。雑踏事故防止のため、警備も厳戒態勢です。

現場では混乱も起きていました。
(仁科健吾アナウンサー)
「我々は右側に流れなきゃいけないんですが、一般の方が柵を越えて行っていますね。あーいま柵を越えていきますね。規制している道を柵を越えてどんどん入っていきます、いま警察官に止められました」

トイレに行くにもこの大行列です。
(仁科健吾アナウンサー)
「花火の打ち上げまで残り5分を切っているんですが、河川敷ののり面にはずーっと奥まで観覧者で埋め尽くされています」

花火が始まる直前、まだ北千住駅近くにいた人も…
(埼玉の大学生)
「間に合うつもりで18時半に駅集合したんですけど飲み物とか買ってたら…」

花火大会が始まった時は、花火が見えない場所で身動きがとれなくなっていました。引き返す途中に少しだけ花火が見えましたが…
(埼玉の大学生)
「暑いから酒飲み行こうよ、もう」

花火を見ることを断念。そのまま駅へと引き返して行きました。

■国内への旅行者数 コロナ前の水準に回復

新型コロナが「5類」に移行して初めての夏休み。関東甲信地方では22日、「梅雨明け」も発表されました。

(庄賀由花リポート)
「午前8時半過ぎです。まだアクアラインまで1キロほどあるんですが、徐々に車が詰まってきました」

朝から長い車列ができていたのは、神奈川県と千葉県を結ぶ「東京湾アクアライン」。
22日から、渋滞緩和に向けて、時間帯によって通行料金を変動させる「ロードプライシング」が上り線で試験的に導入されます。

羽田空港、国際線のチェックインカウンターには長蛇の列が。
一方、夏休み期間の国内旅行者数はおよそ7250万人と、去年から1000万人増え、コロナ禍前の水準に戻る見込みです。

■沖縄「人手不足」深刻

受け入れ側の観光地も夏本番。那覇空港には観光客が続々と到着しました。その沖縄で深刻な問題になっているのが「人手不足」です。
国際通りでは、時給を大幅に上げても、人材確保が困難だといいます。

(橋詰翔太リポート)
「こちらの紅芋タルトは本来この台、全面に陳列しているといいますが今は半分ほど、別の商品になっています」

沖縄土産の定番、「紅芋タルト」にも人手不足の影が…

(御菓子御殿 池間司さん)
「例年に比べると材料の不足と人員不足がダブルで重なってしまいまして以前は1日10万個作っていたが、今は4~5万個しかできてない。本来なら10、15個入りとかあるが、今は6個入りだけ。お客さまも1人3点までに購入制限している」

人手不足と原材料不足のWパンチによって、工場の稼働を24時間から8時間に制限せざるを得ず、以前の半分ほどしか生産できない状態だといいます。

(御菓子御殿 池間司さん)
「店舗だと品だし、袋詰めを派遣さんや日雇いアルバイトの方を、今までにはいなかったが、軽作業のほうはそういったかたにお願いして時給を上げたり、できるだけ無人でできる設備投資、お金かかりますが人がかからないライン構成を工夫している」

人手不足は那覇市のホテルでも…

ホテルカクテルステイナハ 喜瀬夕貴さん
「人手が足りないので。フロントから清掃スタッフとして入って。こういう4人部屋だと大体40分とかかかる」

清掃スタッフが2年前と比べ半減。フロントスタッフが手伝っても清掃が間に合わず、宿泊客に提供できない部屋も出てきてしまうといいます。

■人手不足対策「高級路線シフト」

人手不足を“工夫”で乗り越える動きもあります。東京湾をめぐる屋形船は、人手が足りず運航できない船を“豪華屋形船”に改修。

(屋形船「晴海屋」安田進代表)
「いっぱいお客さんを乗せるばかりでなく少人数のお客様で高単価の商品をつくらせていただきました」

定員を減らしたことで少ないスタッフで運営できる上、豪華懐石料理や広々としたつくりなど、“プレミアム感”を演出することで客単価を上げ、売り上げを維持しているといいます。

■「安近短」費用を抑えて楽しむ人も増加中

旅費が高騰する中、費用を抑えながら楽しむ人も増えています。飲食店を経営する、田沢真理さん。従業員家族と“近場で”キャンプをすることにしました。
キャンプ場までは高速道路を使わず、「下道」を走ること1時間半…。宿泊するのは、サンデッキの付いた1LDKのバンガローです。

(8人でキャンプ 田沢真理さん)
「宿泊費は2万2千円くらい。8人。安いですよ本当に!」

バーベキューの材料は、店で余ったもやしや肉を持参。さらに親戚が経営する店から食品をもらい、節約しています。1泊2日の旅費は、8人で総額およそ3万円。家にあるおもちゃを持ち寄ることで遊びにかかるお金も節約しているそうです。

(8人でキャンプ 田沢真理さん)
「3年前と比べ1万円くらい高くなっている。食材とか考えると。店で捨てるものを有意義に使えるので楽しく安くがモットーだよね」

サタデーステーション 7月22日OA
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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