金総書記のスマホ? “ミサイル新映像”に映り込みか 韓国メディア(2023年7月13日)

金総書記のスマホ? “ミサイル新映像”に映り込みか 韓国メディア(2023年7月13日)

金総書記のスマホ? “ミサイル新映像”に映り込みか 韓国メディア(2023年7月13日)

 北朝鮮メディアが12日に行った新型ICBM(大陸間弾道弾ミサイル)「火星18」の発射実験の動画を公開しました。韓国メディアは映像の細部を分析し、金総書記のスマートフォンとみられるものが映りこんでいると報じています。

 勇ましい音楽に乗せて始まった新型ICBM「火星18」の発射実験動画。早送りやスローを使った編集で盛り上げます。

 打ち上げられた火星18は最高高度6600キロ以上まで飛行したといいます。

 視察した金正恩総書記は発射実験の結果に満足したと報じられています。

 そんななか、気になるのが金総書記の報じ方です。今回、公開されたのは画像2枚だけでした。

 髪が少し濡れているように見えます。クーラーのない暑い場所で汗をかきながらの視察だったのでしょうか、テーブルの上には白いタオルもあります。

 韓国メディアは、こんなところにも注目しています。

 韓国「連合ニュース」:「金正恩総書記が折り畳み式スマホ愛用か。特定はできないものの、韓国・サムスン電子製の折り畳み式スマホのシリーズとよく似ている」

 まさか、金総書記が韓国製のスマホ。韓国の連合ニュースは、中国経由で北朝鮮に持ち込まれた可能性を指摘しています。わざわざ、入手したのでしょうか。

 韓国「連合ニュース」:「金正恩総書記は最新の電子機器を好むことで知られている」

 目の前の缶についても…。

 韓国「ニュース1」:「今回のようにグラスがなく、そのまま飲む場面が捉えられたのは非常に異例だ」

 ストローを使っているのも珍しいそうです。

 発射場所についても気になることが…。注目して見てみると、まるでゴルフ場のような緑が多い場所です。

 防衛省 防衛研究所 防衛政策研究室長・高橋杉雄氏:「これまで火星17の発射だと空港の滑走路とか舗装道路から発射されるケースが多いが、今回の場合は不整地ですね。大型トレーラーが入りさえすれば舗装道路でなくても発射できるということが示されてると言える」

 地図で同じ場所を探してみると、平壌の東約10キロに似た場所がありました。連合ニュースによりますと、前回の火星18の発射実験も同じ場所だったといいます。

 実は、この場所の近くにあるのが金総書記の別荘だというのです。発射実験と何か関係があるのでしょうか。

 一方、今回、公開された画像には、これまで視察に何度も同行していた娘のジュエ氏の姿は映っていませんでした。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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